新型インフルエンザとは、病原体のウイルスが突然変異し
人間にも感染するようになったモノを指す。
今回の新型インフルエンザがこれほどまでに脚光を浴びたのは
異常なほどの伝染力があり、一気に広まった事が問題となったと考えられる。
従来のウイルスは感染しても
免疫が働く為に、そこまで重症化することはないが
鳥インフルエンザに由来したインフルエンザは、これまで
遭遇した事がないパターンであり免疫が全くないためにどこまでの被害が
起こるかわからなかったのが問題であった。
新型インフルエンザウイルスの出現パターンとして考えられているのが
水鳥のウイルスがブタやニワトリに感染を繰り返すなかで遺伝子変異が起きる例や、ヒトやブタの体内で鳥のウイルスとヒトのウイルスが混ざり合う場合などである。
厚生労働省はこの新型インフルエンザが出現した場合の政府の対応策を
「新型インフルエンザ対策行動計画」として、2005年11月に発表した。
その中で平常時から大流行するまでの感染状況を6段階に分け
その段階における国内と国外の状況についての具体的な対策を示している。
※この流行の事をパンデミックという。
その第4段階では国内での小規模感染が起こった場合を想定し、大規模集会の自粛や患者の入院の勧告などの対策をとる。第6段階の国内大流行時には国民の4人に1人が感染する前提で、厚生労働大臣が非常事態を宣言し、すべての医療機関をあげて、治療や診断にあたる。治療用の抗ウイルス薬「タミフル」を2500万人分確保することにしている。